【機械学習】機械に全部任せたら、学習期間中に痛い目にあったという話
「もう機械に任せておけば安心」だと思っていました
自動入札の機能を使い始めたとき、正直ほっとしていました。
入札の細かい調整を、いちいち自分でやらなくていい。
これで運用がぐっと楽になる、そう思っていたんです。
設定を切り替えて、あとは見守るだけのつもりでした。
でも数日後、管理画面を開いて青ざめました。
コンバージョン単価が、以前の倍近くまで跳ね上がっていたんです。
「機械が変な学習をしたのかな」と、最初は機械のせいにしていました。
でも、本当の原因は、こちら側にありました。

学習期間という、我慢の時間
調べてみると、自動入札には学習期間というものがあるとわかりました。
アルゴリズムが最適な入札額を探るために、あえて数字を振らせる期間です。
つまり、この期間の不安定さは、故障ではなく仕様だったんです。
新人が仕事を覚える最初の一週間、失敗しながら学んでいくのに似ているかもしれません。
ただ、新人と違うのは、機械は「まだ慣れていません」と自己申告してくれないところでした。
黙って学習し、黙って予算を使っていく。
こちらが気づかないうちに、数字だけが動いていたんです。
「見守る」と「放置する」は、まったく違いました
ここで反省したのは、自動化の意味を取り違えていたことでした。
自動化は、手を離すことだと思い込んでいたんです。
でも実際は、目を離さないことの方が大事でした。
ハンドルから手を離しても、前を見なくていいわけじゃない。
むしろ、機械が急な動きをしたときにすぐ気づけるよう、いつもより注意して見ておく必要があったんです。
まかせる、というのは、放っておく、とは違うんですよね。当たり前なんですが、忙しいとつい忘れます。
試した改善
学習期間中は、日予算の上限を低めに設定しました。 不安定な期間に大きく振れても、被害が最小限で済むようにしたんです。
学習期間中は設定変更を我慢するようにしました。 数字が気になって触りたくなるんですが、途中で条件を変えると学習がリセットされ、余計に長引くとわかったからです。
毎日決まった時間に、数字だけは必ずチェックする習慣をつけました。 触らないことと、見ないことは別だと割り切ったんです。
結果と、そこから学んだこと
学習期間を過ぎると、コンバージョン単価は落ち着いていきました。
結果としては、最終的に手動より良い数字に落ち着いたんです。
ただ、あの学習期間の予算は、正直もったいなかった。
この経験から学んだのは、自動化とは仕事を任せることであって、責任まで手放すことではないということでした。
機械は優秀ですが、こちらの事情までは汲んでくれません。
任せる部分と、見ておく部分を分けておく。
それだけで、同じ機能でも結果はずいぶん変わるものだと思います。
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機械に丸投げせず、目を離さないことが大事です。
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