【自動化・アルゴリズム】自動入札に切り替える前に、確認しておきたい4つのこと
「切り替えるだけ」に見えて、そうでもない
手動入札から自動入札への切り替えは、操作としてはボタン一つです。
設定画面でポチッと選ぶだけで、あとは機械が引き受けてくれます。
ただ、この「ポチッと」の手前に、準備しておくとぐっと安心できることがあります。
車の運転で言うと、オートパイロットに切り替える前に、まずシートベルトを締めておくようなものです。
機械は優秀ですが、こちらの手元の状況までは把握してくれません。
ということで今回は、自動入札に切り替える前のチェックポイントを4つまとめます。

1. コンバージョンの計測数が、ある程度たまっているか
自動入札は、過去のコンバージョンデータをもとに学習します。
直近の期間でコンバージョン数が極端に少ない状態で切り替えると、学習の材料が足りず、入札が安定するまでに時間がかかります。
目安として、直近1ヶ月で一定数のコンバージョンが継続して発生しているかを、切り替え前に確認しておきます。
2. コンバージョンの定義が、成果として適切か
自動入札は、設定されたコンバージョンを「良いもの」として、その方向に最適化していきます。
ここで、本来の成果とズレたコンバージョンが混ざっていないかを、切り替え前に見直しておきます。
資料請求のつもりが、離脱率の高いページ閲覧まで拾ってしまっている、といったケースは意外とよくあります。
ここがズレたまま任せると、機械はズレた方向にまっすぐ育っていきます。
3. 学習期間中の予算上限
切り替え直後は、入札額が不安定になりやすい期間があります。
この期間だけ、日予算の上限を低めに設定しておくと、想定外の消化を抑えられます。
安定してから、徐々に戻していけば十分です。
4. 切り替え後、どのタイミングで様子を見るか
切り替え直後は数字が動きやすく、良くも悪くも一喜一憂しやすい時期です。
「何日経過するまでは判断を保留する」という基準を、切り替え前に決めておくのがおすすめです。
基準がないまま毎日数字を追いかけると、途中で設定をいじりたくなり、かえって学習が長引くことがあります。
まとめ
どれも、切り替えボタンを押す前の、ほんの数分の確認です。
ただ、この数分があるかないかで、切り替え後の数週間の安心感がかなり変わってきます。
任せる前の準備は、任せた後の信頼につながる。
自動化は、丸投げではなく、下ごしらえがあってこそだと思います。
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