【CTA設計】最後の一歩で止まっていた理由を整理した
ページは見られていました。
途中までは読まれているし、滞在時間もそこまで悪くない。GAで見ても、ある程度しっかり見られている様子です。でも、その先で止まる。問い合わせまで進まないのです。
止まっていたのは、最後のところでした
最初は、途中の離脱を疑っていました。ファーストビュー。コンテンツの内容。ページの長さ。いくつか調整しましたが、大きく変わる感じはありませんでした。
そのときに気づいたのは、止まっているのは途中じゃなくて、最後のところだったということです。問い合わせボタンはありました。位置も悪くないし、デザインも目立つ形にはなっていました。でも、改めて見てみると「押す理由」が少し弱い。ボタンはある。でも決めるきっかけがない。そんな状態でした。
ページ自体は問題なく読める。内容も理解できる。でも最後に、「じゃあ問い合わせるか」と自然につながらない。ほんの少しの迷いが残ると、そこで止まります。構成としてはよくあるものでした。問題提起、解決策、サービス紹介、問い合わせ。どれも正しい。でも、そのままだと読んだあとに「一度考える余地」が残るのです。

少しだけ、最後の流れを変えました
ここでやったのは、大きな変更ではありませんでした。最後の部分だけを、少し変えました。
変更前は、サービス説明のあとすぐ問い合わせ。変更後は、どんな人が問い合わせているかを見せて、問い合わせたあとどうなるかを伝えて、不安になりそうな点を整理した上で問い合わせ。ほんの少しですが、「次に何が起きるか」を補いました。
ボタンそのものは変えていません。ただ、その前の文脈が変わると、押され方が変わる。同じボタンでも、準備ができている人が押す状態になるのです。細かい部分では、ボタンの文言を変えて、ページ内の配置を少し増やした。それくらいでした。大きく作り直す必要はありませんでした。
数字の変化と、印象に残っていること
調整後の変化です。セッション数はほぼ変わらず。ページ滞在が微増。CV率は2.4%から3.3%へ。急に増えたというより、止まっていたところが動き始めた感覚でした。
いちばん残っているのは、「最後は技術ではなく、納得なんだな」ということでした。十分に理解していても、決める理由がなければ止まる。逆に、少しだけ腹落ちすると、自然に動く。薄い壁を一枚越えるような、そういう感じです。
このパターン、結構あります。ページはしっかり作っている。コンテンツも問題ない。でも最終的に動かない。原因は大きな問題ではなく、最後の一歩の部分にあることが多いです。
まとめ
今回やったことは、新しい施策ではなく最後の流れの調整でした。読ませる。納得させる。動ける状態にする。ここまでつながったとき、ようやく問い合わせまで届きます。
マーケティングの改善は、大きな変更が必要なこともありますが、最後は小さな違いだったりします。あと一歩のところで止まっているときは、その一歩をどう越えるかだけを考えると、シンプルな施策に落とし込めます。問い合わせたあと何が起きるか。不安なく進めるか。今動く理由があるか。それが少し足りないだけで、全体が止まることもあります。
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